木の話

山にある木から材料としての木になるまで

杉や木を植える前に、枝や葉、雑草などを取り除いて、植えやすくします。

奈良県で最も多く植えられている木はスギです。スギは加工しやすいので、古くから建築材をはじめとして活用されています。

植えた苗木のまわりには雑草がたくさん生えて、光をさえぎったり、水分や養分を奪ってしまいます。苗木がしっかり育つようにまわりの雑草を刈り取ります。

植えた木が大きくなると、地表や木に光が十分届かなくなります。全体に光を届けるために、木の数を少なくして、木と木の間隔をあける「間伐」という作業を行います。
この間伐は、健全な森林をつくる上で大変重要な作業です。

木がある程度大きくなると、真っ直ぐで節のない木を作るために、鉈やのこぎりを使って下の方の枝を切り落とします。

間伐と枝打ちが終わったスギ林です。植えてから30年経つと小径木で有効利用できるものもあります。

大きく育った木は、のこぎりやチェーンソーを使って切ります。伐採は周囲に人がいないか、倒した木が他の木にぶつからないかなど、危険を伴う大変難しい作業です。

木は山の斜面の上の方に向けて倒します。切り倒した木を「抜倒木」といいます。切り倒したスギの木などは皮をむいた状態で自然乾燥させることがあります。

伐採した木はトラックの入る道路まで運びます。写真は「林内作業者」と呼ばれる機械で運び出しているところです。

道路近くまで運び出された木材はトラックに積まれ、木材を集荷・選別する原木市場などに運ばれます。

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